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チーママからのいびりを受けたものの、詠美は天性の楽観主義で、「まぁチーママにきれられても、お客さんにきれられたわけじゃないからなぁ。普段話すことができないようなお客さんと会ってお話できることは貴重な体験になるし、ここは気にしないでがんばろうっ。」

と思うのだった。

詠美が服に着替えたり、髪型を整えているうちにとうとう時計の針は、21時を指した。もうすぐ団体さんのお客さんがお見えになるころだった。


「お客さんが来られたら、いらっちゃいませと大きな声で笑顔で言って、深々と礼をするんだよ。クラブ内を歩く姿勢はピンと背筋を伸ばした感じでで。わかった。」

ママが詠美に強い口調で注意した。

「わかりました。」詠美も大きな声で返事をした。

「いらっしゃいませ~。」

とうとう団体のお客さんがクラブBに入ってきた。詠美は、大きな声でその言葉を発した。

詠美は、初めに見えた団体客さんのうち4人のお客さんの接客につくことになった。

「いらっちゃいませ。詠美と申します。よろしくお願いします。」

まず4人のお客さんのコートとかばんをあずかることが最初の仕事だ。

次は、お酒を作ることが大事な仕事だ。

詠美は、テーブルの上にあった、ポットからなれない手つきで、グラスにお酒をついでいった。ポットから出る液体は、水のように透明な色をしていたので、日本酒かなぁと思っていた。

乾杯。お客さんがお酒を飲んだ。

「うん、これ水じゃないかぁ。」

詠美はあせった。水?

そうなのだ。詠美が使ったポットには水が入っていて、これはウィスキーを水で割るようの水だったのだ。でも机の上には、ウィスキーのボトルがなかったので詠美は、間違ってあのポットをお酒が入ったものだと勘違いしてしまったのだ。


「いやぁ最初はお口直しに水から始めようかなぁなんて思ったんですよ。」

としらじらしい嘘をつきつつ、内心は心臓バクバクで、冷汗タラタラだった。気を持ち直し、ウィスキーのビンをボーイに持ってきてもらい、お酒を作る。すると、お客さんの1人が、


「お姉ちゃん、氷は先に入れるんだよ。」

と詠美に言った。詠美は氷を一番最後に入れていたのだ。詠美は今までお酒なんて作ったことがなかったので氷を一番先に入れるという基本的な作法にも無知だったのだ。

おぃおぃママどうして初めにお酒の作り方教えてくれなかったのよ~。
と詠美は思うのであった。

しかし、私から言わせると、ママにとっちゃそんな常識も詠美が知らないなんて思いもよらなかったのであろう。

受験勉強はできてもお酒は作れない。はたまた情けないことだ。


「あっそうなんですかぁすいません。正直申しますと私今日がこういうお仕事初めてなんですよ。私某国立大学生なんです。だからご迷惑かけるかもしれませんが、一所懸命がんばるのでどうぞよろしくお願いします。」


詠美は、もう開きなおり大作戦だ~!!と思い自分が新人で学生であることを前面に出した接客を行うことにした。

「お~某国立大かこいつもそうなんだよ~。」

なんとか話は盛り上がりだした。詠美のトークの力はかなりのものなのでお酒作りの失敗をなんとか挽回してもらいたいと私は老婆心ながら思うのである。


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タグ : 高級クラブ

コメント

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慣れないことって大変ですよね。
お酒の作り方、どうして一番最初に教えて
くれなかったのでしょうかねー。
トークで挽回、次回に期待してます(^^)

昨日からランキングに参加しています。
どうぞ、宜しくお願いします。
応援ぽちっ!

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